1.《ネタバレ》 極上の映画と言って良いでしょう。
ネバーエンディングストーリー、ハリーポッター、ロードオブザリングなど色んなSFファンタジーがあるけれどこの映画はナンバー1!
ストーリーは全て予想外の展開に進み、だからといって破綻せず、各キャラクターが素晴らしい個性を出している。
奇想天外でもあるから先読めないし、もちろん先を考えながら見るけど全部良い意味で裏切られ、きちんと説明もしてくれる。
どんでん返しもあり夢もある。
子供も大人も全員が楽しめる映画です。
細かい演出や細かい笑いもあって凄くまとまっていて最高のハッピーエンドといえる。
セットやライティングも特筆で、クレアが星ということで気分によってキラキラ輝いたり消えたりする演出には分かりやすいしそこにセリフでも説明も入れて先の展開のキーポイントになったり、たくさんいる王子兄弟が殺しあうっていう下手すると無駄なスプラッターシーンになる酷なシーンを逆手にとって、死んだら幽霊になり外野でワイワイ騒いだり突っ込みいれたりする演出なんて最高。
メンバーは超豪華で、クレア・デインズ、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、イアン・マッケラン(ナレーション)はあくまでも脇役に徹しながら存在感を出していて主人公が無名俳優(といっても調べれば色んな映画に出ている)なのを見事に引き出してて完全に計算勝ち。
クレアは超美人で金髪ロングのサラサラヘアっていう憧れる存在、デニーロは説明要らずの存在感と演技力かつ楽しみながら演技をしていて硬派なイメージを逆手に取った笑いを取る演出、ミシェルは彼女の美貌に沿った役で適役。
この豪華メンバー以外にも魅力的な脇役がたくさん出てきて、その扱い方も見事。
外見・キャラクターストーリーの流れ・CGなどなど全て完璧で惚れ惚れしました。
この内容で128分は贅沢の極み!
編集でなんやかんや100分くらいにまとめて失敗する作品が多い中、これは贅沢すぎる時間でした。
間延びしないし世界に引き込まれるしどうなるかわかんないし・・本当に楽しい時間だった。
言葉よりもこの面白さは見なきゃ分からない!
やられた!