約束の旅路のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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約束の旅路

[ヤクソクノタビジ]
Go, See And Become
(Va, vis et deviens)
2005年ベルギーイスラエル上映時間:140分
平均点:7.00 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-03-10)
ドラマ青春もの
新規登録(2007-05-29)【ぽーち”GMN”ありしあ】さん
タイトル情報更新(2012-10-07)【ESPERANZA】さん
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監督ラデュ・ミヘイレアニュ
脚本ラデュ・ミヘイレアニュ
音楽アルマン・アマール
製作ラデュ・ミヘイレアニュ
あらすじ
エチオピアに住むユダヤ人救出劇、いわゆる「モーセ作戦」。この作戦を利用し、1人のエチオピア人女性が、我が子をユダヤ人と偽って、地獄の難民キャンプから脱出させてしまった。その子は母親に捨てられたのではないかと思いつつ、いつかエチオピアに戻って母と再会することを夢みるのだが・・。海より深い母親の愛情が描かれた名作
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未見の方は注意願います!
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1.《ネタバレ》 混乱必死なので簡潔にまとめます。◎イスラエル人(ヘブライ人)・・イスラエルを祖国とする人たち。。◎ユダヤ人・・ユダヤ教を信仰している人たち。イスラエル人の中には、他宗教を信仰する者もいるし、無宗教の左派もいる。従ってユダヤ人=イスラエル人ではない。いずれにせよモーセ作戦の対象者である彼らは、エジプト人からはよそ者と言われ、ユダヤ人からは「黒人」と言われてしまうわけです。黒人で、キリスト教徒で、しかもユダヤ人を偽るエチオピア人の主人公は悩みます。(この設定が難解だ)彼は叫ぶ。自分の祖国はどこ?自分は何人?しかし手紙を書く宗教家のおじさんや、養家の祖父の愛情があまりにも深すぎて号泣してしまう。彼らは主人公の正体を知っていたはずだ。しかしそれでも彼を愛していたのだ。青年に成長した主人公が警察で自分の正体を告白するシーンは、あたかも「罪と罰」のラスコーリニコフであり、彼は正体を隠す自分を罪人と思い込んでいた。恋人のサラだけは主人公の正体を知らなかったのでショックを受けた。だが彼女は言う。「白だろうか、黒だろうが、ユダヤだろうが、エジプトだろうが、わたしには関係ねえんだよ。おい、わたしはあなたという人間を愛していたのだ、なぜ10年間も言ってくれなかったのか?」この女、虚言癖が激しいが、じつは非常にいいヤツで本気で泣けてくる。差別というのは、知らない人が、知らない人を評価するときに生まれる。知らないからこそ、民族や肌の色、デブハゲなど、容姿で判断してしまう。しかし人が人と接するうちに、そんな記号の偏見は消える。差別があるから愛せないのではない。知らないから差別するのだ。母親は、我が子を捨てることで命を救った。その子は遠い場所でずっと母を想いつづけた。そしてラスト。主人公がエチオピアに帰還し、自分を捨て、同時に命を救った母親を抱きしめたラストシーン。ただ、ただ、ひたすら号泣した・・。もう言葉もない。紛れもなく名作だ。
花守湖さん [DVD(字幕)] 10点(2011-09-20 19:39:45)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6350.00%
7233.33%
800.00%
900.00%
10116.67%

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