極北の怪異のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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極北の怪異

[キョクホクノカイイ]
(極北のナヌーク)
Nanook of the North
1922年
平均点:7.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
サイレントドキュメンタリーモノクロ映画
新規登録(2008-09-04)【にじばぶ】さん
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監督ロバート・J・フラハティ
撮影ロバート・J・フラハティ
製作ロバート・J・フラハティ
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1.ロバート・フラハティによる記録映画の魅力は、狭量な「民俗記録」でも「資料的価値」でもなく、ジャンルや手法や国境に囚われぬ自由な精神に基づく映画感覚といえる。一般的には記録映画としてもの珍しさを第一に要求するであろう映画会社に対し、フラハティはそれ以上に「人間と自然」の魅力の活写に大きな力点を置いていることが画面から明らかに伝わる。ローポジションが緊張感を煽るあざらし漁の撮影。酷寒の猛吹雪の迫力と寂寥を伝えるモンタージュ。一方でナヌーク一家がカメラに向ける大らかで人なつっこい表情やユーモラスな仕草が断然素晴らしい。カメラが全く警戒の対象とはなっていない。これは日本でいえば小川紳介(山形)、佐藤真(阿賀)等の傑作ドキュメンタリーに受け継がれていく、腰を据えた共同生活というアプローチあってこその魅力的な表情といえる。勿論それは単なる長期取材・長期撮影という手法のみで成し得るものではなく、一定期間はカメラを回さず肌で喜怒哀楽を共にすることによって獲得される対象との親和性や、映画的各瞬間を的確に捉える手腕と資質があってのものだ。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 10点(2009-01-10 18:38:59)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
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200.00%
300.00%
400.00%
5125.00%
600.00%
7125.00%
8125.00%
900.00%
10125.00%

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