ツリー・オブ・ライフのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ツ行
 > ツリー・オブ・ライフの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

ツリー・オブ・ライフ

[ツリーオブライフ]
The Tree of Life
2011年上映時間:138分
平均点:5.33 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-08-12)
公開終了日(2012-03-07)
ドラマ
新規登録(2011-06-13)【+】さん
タイトル情報更新(2020-09-19)【S&S】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督テレンス・マリック
キャストブラッド・ピット(男優)オブライエン
ショーン・ペン(男優)ジャック
ジェシカ・チャステイン(女優)オブライエン夫人
タイ・シェリダン(男優)スティーヴ(三男)
フィオナ・ショウ(女優)ジャックの祖母
ジョアンナ・ゴーイング(女優)ジャックの妻
堀内賢雄オブライエン(日本語吹き替え版)
山路和弘ジャック(日本語吹き替え版)
竹口安芸子ジャックの祖母(日本語吹き替え版)
千田光男(日本語吹き替え版)
脚本テレンス・マリック
音楽アレクサンドル・デスプラ
編曲コンラッド・ポープ
アレクサンドル・デスプラ
撮影エマニュエル・ルベツキ
製作ブラッド・ピット
グラント・ヒル〔製作〕
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術ジャネット・スコット(セット装飾)
ジャック・フィスク(プロダクション・デザイン)
衣装ジャクリーン・ウェスト
編集ビリー・ウェバー
ダニエル・レゼンデ
ハンク・コーウィン
その他フランク・ヒルデブランド(プロダクション総指揮)
アレクサンドル・デスプラ(指揮)
ウォーレス・ショーン(スペシャル・サンクス)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想(10点検索)】[全部]

別のページへ(10点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 非常にシンプルなスピ映画。
そのシンプルさが本当は真理を現している。
別に特別なものに真理がある訳じゃなく、日常や自然にごろごろしているという事だと。
そして、どちらが良い悪いという二元性を超えている。
息子はそれを理解した。ツリーの枝葉として。
父母はその二元性の象徴。
すべてはあるがままであるという認識だと。
スピ系映画では歴史に残るんじゃないでしょうかね。
森のpoohさんさん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-17 11:08:39)
2.《ネタバレ》 生きていくということ。生命の系譜について。その大切なことの全てがこの映画には詰まっている。創世から神の国に至る道筋を個人の意識(記憶)を含めたイメージとして映像化し得たこと。素晴らしいと感じた。これまでに経験したことのない種類の感動が確かにあった。旧約の世界。創世から人類の誕生。生命の樹。楽園からの追放。カインとアベル。ヨブの物語。そしてイエスの愛。それは、キリスト教世界のエッセンス、歴史を辿るイメージであると共に、現実的な主人公の家族を巡る物語に重なる。壮大且つちっぽけな物語。

"There are two ways through life. The way of nature and the way of grace. You have to choose which one you will follow."

映画の冒頭で語られる言葉であり、一見この映画の主題そのものを言い当てているように思える。「世俗に染まるか、神に委ねるか」と訳されていたが、意味合いとして、世俗とnatureは少し違うような気もするけど、natureとgraceがキリスト教世界における対概念であることは確かである。しかし、この映画から僕が受けた印象は、その対立ではなく、融合。対立を含む一体化である。映像によって一体化されるnatureとgrace。それは地球と生命の歴史を含んだ旧約から新約に至るキリスト教的な世界の系譜そのものであり、イエスの愛に至る道筋そのものであり、同時にそれは個人の歴史に重なり合う。その物語、その映像。究極にエッセンシャルな物語。だからこそ、この映画はすごい。

National Geographic的な映像の美しさがこの映画の特徴でもある。その中に恐竜のCGが挿入されていて、最初は??と思ったが、あの映像こそ、この映画の主題そのものに通じていたのだと今にして思う。それは、兄弟や父子の確執が途中決定的な亀裂を垣間見せながら、最終的に和解へと至る道筋を示唆していたと言えないだろうか。そういう伏線も感動的である。

この作品は、確かにこれまでの映画という概念を易々と超えている。映画を評価する客観的な従来型の指標があるとして、それには到底当てはまらないし、自らの知識と理解を超えた内容に対して「これは酷い」と思わずつぶやいてしまう気持ちも分からないではない。しかし、それはすごく勿体ないことだ。この映画が誘う世界、想像力が導く世界は、新しいイコンである。僕は、この作品をもう一度観たいと思った。
onomichiさん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-16 08:42:09)(良:1票)
1.この作品の評価は二分するでしょう。それこそ映画の冒頭で語られる「世俗に生きるか神に委ねるか」のように、低評価を下す人は世俗型で、高評価を推す人は宗教型と類型化してみても満更でもないかもしれない―――。

飴を渡されそれを直ぐに口に入れ甘さだけを味わう人にこの映画の良さは伝わらないと思う。与えられた飴の意味を思索する人に見てもらいたい映画だ。
クロちゃんさん [映画館(字幕)] 10点(2011-08-13 00:31:15)
別のページへ(10点検索)
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 5.33点
024.35%
136.52%
248.70%
3510.87%
448.70%
548.70%
6510.87%
7919.57%
836.52%
948.70%
1036.52%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 6.80点 Review5人
4 音楽評価 8.20点 Review5人
5 感泣評価 7.33点 Review3人
chart

【アカデミー賞 情報】

2011年 84回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞テレンス・マリック候補(ノミネート) 
撮影賞エマニュエル・ルベツキ候補(ノミネート) 

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS