1.《ネタバレ》 試写会で鑑賞しました。鑑賞直後は絶句してしまいました。いったい何を描きたかったのでしょうか、フリードキンは。しかし、何か引っかかるものがあって、その後繰り返し見ることになりました。そのたびに思い入れが増し、評価が高まってしまったのですが、理由は役者の魅力と素晴らしい音楽ですね。この映画の後、ウィレム・デフォーは「プラトーン」で大ブレイクを迎えます。主役のウィリアム・ピーターセンは低迷しますが、TVドラマ「CSI」で全米に名をとどろかすこととなります。そしてポップ・グループ、ワン・チャン(Wang Chung)による「To Live and Die in L.A.」や「Wait 」は実に映画にマッチしていて格好良い名曲と思います。冷静に考えるとストーリーは5,6点といったところですが、私の好みの映画なので、破滅へと向かう疾走感に10点献上です。