市子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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市子

[イチコ]
2023年上映時間:126分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2023-12-08)
ドラマ戯曲(舞台劇)の映画化
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タイトル情報更新(2024-08-08)【にじばぶ】さん
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監督戸田彬弘
キャスト杉咲花(女優)川辺市子
若葉竜也(男優)長谷川義則
森永悠希(男優)北秀和
渡辺大知(男優)小泉雅雄
宇野祥平(男優)後藤修治
中村ゆり(女優)川辺なつみ
中田青渚(女優)吉田キキ
石川瑠華(女優)北見冬子
倉悠貴(男優)田中宗介
原作戸田彬弘戯曲「川辺市子のために」
脚本戸田彬弘
製作ハピネットファントム・スタジオ(製作幹事)
配給ハピネットファントム・スタジオ
編集戸田彬弘
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1.《ネタバレ》  妹月子の呼吸器を意図的に外して殺した市子は、母なつみに叱られるはずだった。それで母に「目を離しているうちに呼吸器が外れていた」などの巧妙な言い訳をするつもりでいた。だが母は全部見抜いて、市子に過大な負担を強いていたと察知し、市子の話に聞く耳も持たず「ありがとうな」と言って、全部受け容れた。
 このとき、市子の心は壊れてしまったのだろう。母もまた、童謡「虹」を歌うことで平静を保つのがやっとだった。そして母の内縁の夫小泉に死体を隠蔽させたことで、3人の暮らしも壊れてしまう。
 市子が夏の道を一人で歩くシーンは、全ての時系列の最後に当たる。歩くだけでしんどそうだが、人の姿はなく、彼女は孤独に一人で歩いて行かねばならない。ここで市子は「虹」を歌う。

庭のシャベルが一日濡れて
雨があがってくしゃみをひとつ
雲が流れて光が差して
見上げてみれば ラララ
虹が虹が空にかかって
君の君の気分も晴れて
きっと明日はいい天気

 大仕事を無事に終えた市子の脳内には、アドレナリンが出まくっているのだろう。彼女を苦しめた忌まわしい事件も、新しい人生を手に入れた今の彼女にとっては、ただの通り雨に過ぎない。人生大荒れの日があっても、きっと明日はいい天気だろう。
高橋幸二さん [インターネット(邦画)] 10点(2024-08-04 16:16:28)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
10133.33%

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