1.《ネタバレ》 「ほん呪」の映画版パート2。序盤はいくつかの投稿動画の紹介だけど、そのあと、そのうちの2個の投稿動画につながりがあることが判明。スタッフが追加調査をしていくうち、ドンドン謎がふかまっていくってゆうフェイクドキュメンタリー。パート1に比べて、ずいぶんと白石監督らしい作品に近づいてきたような感じになっていました。調査でつながる点と点。意外な真実。ドキュメンタリーなのにドラマ性があるなど、白石監督のフェイクドキュメンタリーでよく見られる感じになっています。だから、後半は、結構ドキドキしてテンション上がりました。特に、ヒロインの明日実ちゃんはよいです。ドラマと自然体の中間くらいの演技は、まさに白石監督の作品でよく見られるキャラクターです。クライマックスの真夜中の廃村の探索なんて、雰囲気もいい感じで、どーなるんだ感がこっちをのせてくれます。さすがに、この後の白石監督作品のように、あからさまな超常現象や怪異が登場するなどはありませんので、嘘とわかりながらも、本物っぽさを楽しむってゆう嗜好がなければ退屈なだけの作品かもしれません。僕的には言葉の意味がわかってから村の真実が明かされるゾクゾク感はたまんなかったです。100人に聞きました方式のインタビューの伏線もお見事。