2.《ネタバレ》 評価が高かったので期待していたが、正直1時間40分が14時間に感じた。
まず冒頭5分で、刑事だったら女の事なんか考えずに仕事しろよ!って言いたくなった。
主要人物四人のナレーションが頻繁に入るが、全員が同じような感性で理屈っぽいから個性が感じられない。これは一人の脚本家が思ったままに書いた失敗だと思う。
金城武って、私には全然魅力が感じられない。途中で加勢大周に代わって演じられたとしても、恐らく私は気付かないで観ていたと思う。
後半のストーカー行為を繰り返す話、自分の部屋に女が入ってたら、普通、匂いとか気配とかで気づくでしょう?
人間臭さがないんですよ。全員がドラッグ中毒者だっていうなら、まだ理解できるけど。
こういう作品が嫌いな人間は、DVDのジャケット見た時点で絶対に観ない。
それと、日本でもカーペンターズやアバなど、スタンダードナンバーを挿入歌にしているのが目立つけど、これは話を誤魔化すだけのものでしかないと断言したい。
「カリフォルニア・ドリーミング」……いい加減しつこいよ!!!ったく、もう!