1.これまたベタベタなラブストーリーがやってきましたよ。ストーリーを簡単に説明するとこうだ。落ちぶれた若きダンサーの元へ、ひょんなことから一人の少女が新しいパートナーになるべくやってくる。しかし実はその少女はダンスにかけては全くの素人で、そのことがバレて一旦は追い返されるものの、その純粋な姿に胸を打たれたのか、若きダンサーは大会に向けて猛特訓を開始するのであった。うーん、よくありそうな話ですねぇ。ストーリーは直球勝負!ひねりはなし!まあいいんですけどね。大体、偽装結婚調査員というリアリティのないキャラクターが登場してきた時点でストーリーには全く期待してませんから。ならば、ダンスに期待かと思いきや、肝心のダンス大会のシーンでは目まぐるしいカットの連続で、一体誰が踊っているのかすらわからないほどの動きなので、落ち着いてダンスを堪能できるはずがない。これじゃあ俳優が本当にダンスの練習をしたのか疑いたくなってしまいます。良くも悪くもアイドル映画か。