口裂け女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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口裂け女

[クチサケオンナ]
2006年上映時間:90分
平均点:4.60 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2007-03-17)
ホラー
新規登録(2007-08-13)【あろえりーな】さん
タイトル情報更新(2017-07-10)【かっぱ堰】さん
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監督白石晃士
キャスト佐藤江梨子(女優)山下京子
加藤晴彦(男優)松崎昇
水野美紀(女優)松崎タエコ
川合千春(女優)佐々木真弓
松澤一之(男優)田村秀雄
坂上香織(女優)田村里織
滝沢涼子(女優)吉田和子
柳ユーレイ(男優)久保刑事
紗綾(女優)中島志穂(「入江紗綾」名義)
脚本白石晃士
音楽藤野智香
製作叶井俊太郎
配給トルネード・フィルム
特殊メイク中田彰輝
美術中田彰輝(造型)
その他東京現像所(現像)
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1.《ネタバレ》 子どもの虐待をからめる発想自体は悪くないと思うが、ラストがああなるのであれば、憑依の相手は現に虐待している母親限定でなければならないのではないか。多くの人が潜在的に持つものが運悪く発現したばかりに、異形のものと化してしまった悲しみを表現しようというなら容易に理解可能であり、またそれでこそ口裂け女が現代に蘇る理由づけにもなるはずである(地震では理由になってない)。しかしこの映画では幼い姉妹の母親や夏樹の母親にも憑依しているため、虐待との関連が不明でわけがわからなくなっている。
また登場人物が人を殺して放置したまま路上で思い出話を始めるとか、警察に行った少年がやっと真実を語り出したのに何の役に立ったのかわからないとか、救出すべき女児のすぐ近くまで行きながら放っておいてまた長々と思い出話をするとか、キーワードのはずのオヤジギャグが結局生かされず、どうすれば解決につながったはずなのかも示されないなど、全般的に納得のいかない展開が多い。ほか登場人物の行動がいちいち面倒臭いので苛立たしく、単純なホラーとしてもそれほど怖くない。

以上、やたらに苦情が多い上に褒める点もないので困るが、さらに個人的に許容できないのは児童に対する直接の残酷描写(効果音を含む)である。子どもに危害を加えようとするのはこの都市伝説の基本とはいえるが、期待されているのは怖がらせることであって、実際にやって見せることではない。ほか幼い姉妹の母親を殺してしまったのも感情的に受け入れられない。
そのようなことから、評点については懲罰的な意味でシリーズ最低(当社比)まで落とすことにする。好きな女優が出ているとかいう事情があればもう少し寛容になっただろうが、別にそういうこともない(佐藤江梨子が嫌いなわけではない)。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 1点(2013-07-28 18:47:18)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 4.60点
000.00%
116.67%
200.00%
3213.33%
4426.67%
5426.67%
6213.33%
7213.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 0.00点 Review1人
4 音楽評価 0.00点 Review1人
5 感泣評価 0.00点 Review1人
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