1.《ネタバレ》 あのテラビシアは、二人の現実逃避という意味なのか? 妄想に浸らないといけない理由って何かあっただろうか? 仲の良い友達と秘密基地を作るのは普通だけど、ファンタジー世界の存在理由が分からず、結果として自分には散漫で断片的なエピソードの連続でした。いじめっ子たちの嫌がらせに辟易しながら、なんの共感も感慨も無く退屈な時間が流れる。90分の映画だけど2時間以上に感じた。結局、ヒロインを殺してオチを作ったとしか思えない。なかなか酷いお話だ。妹を女王にするあたり、結構あっさりと彼女のことを亡き者扱いしてますよ。いや、亡き者なんだけどね。ということで、自分には外国人の子供のメンタリティを理解するためのキーが欠けているのかもしれない。何だか嫌な違和感が残りました。