1. 真性のキ印の初老の男が主人公。ドキュメンタリー映画だが、やはり異色だと思う。戦争云々は関係なく主人公の男は、今の平成の世の中に生まれても犯罪を犯すだろう。自分の気に入らない人間は殴る、刺す、撃つ。正義などは単なる後付けではないか? マスコミにさんざん叩かれた有名政治家を殺すとか書いた車とか、天皇にパチンコを撃った経歴とかだけでサヨク的心情を持ったマスコミは喜ぶのかな。公開当時、多くのマスコミや学生運動の生き残り学生が、絶賛していたのを思い出す。このような人間に関わることなく人生は生きたいものだ。
先日亡くなった知り合いの元帝国軍人の爺さんは、もっと思慮深く我慢強かったと思う。戦争の狂気なら、普通の爺さんの普通じゃない話の方が説得力ありますな。