1.《ネタバレ》 観ていて雰囲気とかで1980年代が舞台かと思いきや、なんと2005年。
いやいや、どうみても80年代だから!おかしいって。
携帯さえ持ってない2005年の大学生なんかいないだろ、って思ってたら映画始まって半分以上たって初めて携帯登場!
遅いよ!
てかもっと普通に携帯使うって2005年の大学生!
まぁそれはいいとして…
さてこの映画を観ていると、映画にどうにも入り込めずなんかもうとにかくイライラするわけです。
なんでかなぁ…と思って調べると、これ舞台の映画化なんですね。
舞台と映画って基本的にノリとか文法がまるで別物なわけです。
で、個人的に映画は大好きなんですけど、日本でよく見る微妙な舞台は本当に苦手なんですよね。
この映画は舞台の映画化なんですけど、個人的に苦手な舞台の雰囲気そのままに映画にしているため、観ていてまったく受け付けませんでした。
細かい脇役とかの文法がアングラな舞台のソレで、なにそのセンスのないスタートレックのコスプレは?みたいな感じで誰か登場するたびにイライラしかしないという。
わざわざ映画化するのであれば、映画は映画の文法で撮るべきではないでしょうか?
そうでないと映画化する意味はないと思うのですが…
映画として撮り方が下手だというレビューもありますが、中途半端に舞台を映画化してるからそうなっているんだと思います。
ストーリー自体はまぁありがちな時間SF物でいいのですが、とにかく舞台特有のガチャガチャしたしつこいノリを個人的に全く受け付けないため嫌悪感すら抱く映画(もどき)でした。