1.《ネタバレ》 わたしは”かもめ食堂”が好きなので、恐らく、同路線、同キャストのこれを観にいきました。新しい驚き!と気持イイー!を求めて。イヤーはっきり言って醜い。”観客”批評”(あ!これはレヴューか?ま、いっか!)はと勝手なもので、(勝手に書きますが)悪く書きます。わたしは、コロッケも豆腐もあつあげもたいやきも買って、フツーにその場で食べますし、家ふろがあるのにわざわざ銭湯にも行きますし、うまいコーヒーを淹れる儀式も毎日、一応行ってますし、シングルモルトも銀座のバーでかっこつけてフツーに飲みに行くし、自分ちの簡易バーで、映画とそっくりそのままの事(氷ころがして)をやってるので、その、日常のある人間の行動(ファッションね!)を”ねっ?カッチョイーデしょ!オトナでしょ!”と言われても 、”アホ!パー!”としか言わざるを得んのですよ。これ映画ですから、当然、出演女優たちは普段ああいう生活してないわけで、だから薄っぺらい以外の何物でもない。(はりぼてです)そして、そして、なんと、この作品は、”それがすべて!”なので、もうオシマイだな。と思いました。肝心なことは、”かもめ食堂”は間違いなく優れていて、まねようがないのです。素敵なんです!これはまあ、あれですよ、本屋さんのインテリア、料理、生活、裁縫、コーナーかな。なんとか弥太郎って奴ね。超カッコつけたんでしょうけど、超カッコワリーと思う。ただ、”映画製作”っていう人間の営みは、ただそれだけで、誰がやっても、非常にカッチョイイことなんだけどね。しかし、どうしてこうもセンス悪リー映画創っちゃったかなあ。キャメラに1点。あと、なぜか出演女優陣みな、”マザー”のイメージとは正反対のお人たち!(それから、モルトウイスキー、普通、氷で割らんよ!良いウイスキーなら特にね!!)そうそう!氷のカランカラン!は宮崎あおいちゃんの”ウメシュ”で十分!!(ていうか最高)