1.《ネタバレ》 低予算映画に対しては個人的に結構寛容というか甘いという自負があって、ある程度は楽しめる、と一応自負はしているつもりなのですが、これは久しぶりに底抜けにつまらないものを見てしまった、、、と思った作品です。
恐怖の洞窟、という割には嫣然怖くはない、というのは、まあ、いいとして、話が全然進まない、怪物の造形がチープ(これはまだいい)、主人公側三人(一応四人、うち2人は男)なのに対して相手側はただのデブ親父一人なのに逃げる努力をまるでしない、ランタイム80分なのにおばちゃんの無駄な回想が20分以上延々続く、しかも終わる頃にはほぼ終盤、と、演出やら展開やらが全然どっかに忘れてきてしまっているような出来。
まあ、ラストの投げやり感といい、結構こういう類のものを作ってる監督らしいのでなんとも言えないのですが、久しぶりにランタイムが3倍くらいあるんじゃないか?とか思ってしまいました。