2.《ネタバレ》 「Ⅰ」のレビュアの方が全員「Ⅱ」もレビュー書かれているので、私も借りてきてしまいました(目隠シストさん、レビュー投稿お待ちいたしております 笑)
1作目はアクションホラーのような雰囲気で、超低予算の中にも、制服姿の可愛い女子高生が沢山出てきて幾分救われましたが、本作はヒロインの彼氏が出てくるのでそのハーレム気分すら味わえないという駄作です。ホラーとしてもアクションとしても恋愛モノとしても魅力は微量。
ヒロイン仲村みうの滑舌の悪さも困りものですが、彼氏役の男性の棒読み加減が救いようがなく最悪です。アナフィラキシーの説明の長文ゼリフの際は、緊張からか表情はひきつるわ、目線は泳ぐわでド素人ぶり満載。
出演者に限らず演出面も幼稚で、Hのシーンなんか別に影だけ見せれば伝わるのに、ミシミシ動くベッドの様子とそれによって落ちる花びらってセンスの無さ…。不可思議に超短時間での妊娠。「本当に俺の子か?」と疑う最低の彼氏も、自分も感染したと知った後は「俺を置いていけ、元気な赤ちゃんを産め」という脈略のなさ。皆さん言うように1作目が名作に感じます。数少ない見所であったアクションシーンも減っています。
「Ⅰ」の主役の飛鳥凛ちゃんはラストのほうで少し出演していますが、いかんせん結末まで意味不明で、出産した悪魔の赤ちゃんはモロに人形。結局全員死ぬか感染するかです。冒頭で映画のスケールの小ささに反し「これは地球存亡の危機だ」みたいな危機感を煽るセリフを言わせた行為を逆に表彰したいくらいです…。1作目だけで観るのやめておけば良かったなと思いました。それでも中心となり一人映画を頑張っていた仲村みうに2点、飛鳥凛ちゃんに1点、しかし滑舌もセリフ回しもどうにもならん彼氏役で-1点、チープなだけでなくラストもまとまってない展開に-1点で、トータル1点です。