1.こりゃあキツイ!ぜんぜんよくないよ!今年のワースト1はこれで。
何がひどいってコメディ映画なのにお客さんが一切笑わなかったんですよ。
いや本っ当に面白くないしドン引きレベル。
これは「赤塚不二夫の漫画のギャグを実写でもやってみよう」というそもそものコンセプトから地雷だったんです。
それでもTPOをわきまえれば面白くなったと思うんです。
でも、この映画は観客が始終口をあんぐり開けてしまうような支離滅裂かつ「それはないだろう」と思わせるシーンが多すぎます。
当時の時代背景や赤塚さんの漫画家としてのエピソードを入念に描けばいいのに結局はコントに始終している浅ましさ。
浅野忠信さんの演じる赤塚先生のはまりっぷりだけが救いでした。
「少林少女」あたりの駄作にビビッときている方だけご覧ください。