2.《ネタバレ》 これだけ長いのに主要な登場人物の名前をさっぱり覚えることができないという恐ろしい映画でした。母親が離婚したことや、娘が思春期であることや、父娘の葛藤など、ロボット映画にヒューマンドラマを合体させることにより、私の予想を遥かに凌駕するバカ映画に仕上がっています。とくにバカ娘が恋人に対して「例のやつをやって」と言って、車でビルからダイビングするシーン。いつもデート中にやっているそうですが迷惑すぎます。こんなバカカップルのほうが人類の敵だ。お前らロボットの下敷きになれ。一番納得できないのは、何のために衆議院を解散したのか理解できない安部政権のように、なんのためにロボットが戦っているのか理解できないことです。ハゲの社長の行動も意味不明。殺意すら覚えるほど低俗なギャグを連発してイライラしていましたが、いつのまにか善人キャラになっている。私にとってこの社長の存在がバカの象徴でした。ちなみに人間の脳細胞は1日に10万個減少、多いときで14万個も減少すると言います。この映画の鑑賞後は15万個減少すると思います。今まで監督のことをバカだと思っていましたが、本当にバカでした。ここまでブレないバカを追求した監督に敬意を表し、この映画をきっかけに、マイケルバカと改名してもらいたい。