1.《ネタバレ》 前作「上の句」のラストでチーム瑞沢が誕生したので「下の句」では初っ端から怒涛の快進撃を見せて欲しかったのですが、ドラマ部分が異様に長く葛藤ばかりで終始グダグダでした。一時間以上してやっと試合が来たと思ったらダイジェスト的な短さでこの映画は一体何がしたかったのだろうかと思いました。真剣祐は表情がいつも同じだし、本編前の予告で「四月は君の嘘」が流れ次世代女優・広瀬すずの一辺倒な演技は本作で早くも飽きてきました。内輪で盛り上がっているようですが、続編は観ないです。最早かるたは映画ではファッションとしてあるだけなので、この映画を観て原作のように「かるた面白い!!」とはならないのではないでしょうか。「しのぶれど」を取られて「ちはやふる」を取ってやった等の楽しい演出が随所に欲しかったです。監督と脚本は別の方がやって欲しかったです。クイーンは原作と外見的には似てないですが、松岡茉優さんの演技が良かったです。爺さんの葬式の日に二人でプレイは何かエロかったです。