1.監督&脚本の辻仁成はとても好きな作家の一人なので観てみました。エッセイは大好きなのですが小説はどうも彼のエリアから漏出してるのかもしれませんね。「冷静と情熱~」然り。音楽家(ミュージシャンという横文字の表現のほうが似合ってる)、作家と幅広く英才を発揮しているのでこういう中途半端な作品をできれば出して欲しくないです。上記の2分野での辻仁成を好きな自分としては、落胆させられるのは絶えがたい苦痛です・・・ダラダラした鬱陶しさを出している作品も嫌いじゃないんだけど、辻仁成にはこれ以上のものをどうしても求めてしまいます。好きな故に敢えて酷評。1点です。