1.《ネタバレ》 歌うお姫様を主人公にするなら、もう少し歌がうまい女性を起用すべきじゃないのか?はっきり言うがエイミーアダムスという女優はかなりオンチである。カメラもズームアップの連続ばかりで下品であるし、照明の光も圧倒的に不足している。それにおとぎの国の王子様がバスの上から剣を突き刺して年寄りを殺そうとするシーンは笑えるのだろうか?子供向けとは思えないほど残酷ではないか。おとぎの国からやってきた王子とジゼルは、喜怒哀楽の感情のうち、喜と楽しかない。そのためにバカに見える。バカ=純粋な人=いい人という定番の見せ方だ。そのうちオンチのジゼルが、しだいに怒の感情を身に付けて人間らしくなっていくという茶番劇のような人間ドラマが展開される。お城の看板にむかって「だれかいませんか~」ってやかましいわ。こういうギャグはやめてもらいたい。ぜんぜん面白くないし、観客の怒りを買うだけである。ふられた者同士がカップルになっておとぎの国で結婚式をあげるのも意味不明。少々悪ふざけがすぎる。くだらないギャグと残酷な映像はいつものディズニーとはかけはなれている。言い過ぎかもしれないがディズニーのブランドを利用した詐欺に等しい。いっそのことタイトルをペテンにかけられてに変更してみてはいかがだろうか。