1.原作は小学生の低学年のときに読んだが、
恐怖シーンよりもドラマ要素の強いエピソードが多く、結構面白い漫画だった。
本作は2本のエピソードを組み合わせているようで、
総体的に演出と映像はテレビのスペシャルドラマに近い雰囲気。
女優陣の演技がポイントとなる内容のお話だが、感想は可もなく不可もなく、至って普通だった。
木村佳乃は母親と娘の二役を演じているんだけど、そうする意味があるとは思えない。
映画での一人二役はどうしても安っぽく見えてしまうし、ちゃんと違う女優さんが演じてほしい。
とりあえず、同じ楳図かずお原作の映画化、「赤んぼ少女」よりはましだった。