1.ベッソンの映画は芸術だ、という事でストーリーに関しては余り目が行き届かないニキータですが話を掻い摘んで言うと、ヤクのやりすぎで元々少々頭に支障のきたしていた少女(ニキータ)が、警官を殺した罪でヘンなオヤジ達が泣いて嫌がるニキータを国専門のスイーパーとしてキチガイになって逃げ出すまでコキ使うという、まるで宮崎駿先生の「千と千尋の神隠し」を100倍ドぎつくした映画なワケであります。そして、この映画は私の映画人生の中、唯一チャプターや得点映像どころかメニュー画面すらないパチモノDVDモドキが正式に販売されているトンデモナイ映画なのであります。