2.《ネタバレ》 「監督狂ってる」「超B級」「悪趣味やりたい放題」〜普通はけなす言葉がことダリオ氏に関しては褒め言葉と捉えられたりする。しかし本作はそのどれもが一線を越えていて見るに堪えない。なにしろ「夢遊病の美少女」「少女を虫が助ける」「汚物プール」等の設定や素材が生かされていない。全く筋に関係の無い少女のゲロシーンに象徴されるように、適当に思いつくままジェニファー嬢に汚れ役をやらせたいだけのご都合主義があまりにも鼻につく。その結果、ハエは友達なのに蛆はキライみたいな矛盾した描写まである。この話で主役の虫好きキャラがぶれるなんてあっちゃあいけないよ。