2.ジャズと大名がどう結びつくのか、だけが唯一の興味だったのですが、早々に判明します。そこから先は、ただ惰性で見続けました。映画と呼んでいいのかどうかもわからないほど、いい加減な作品だったので。
言ってみれば、たまたま入った居酒屋で、周囲の迷惑も顧みずに大騒ぎしている大集団に出くわしたような感覚です。「自分たちさえ楽しめればいい」「どう? 羨ましいでしょ」と訴えかけられているようで、一見すると開放的ですが、実はきわめて狭量で閉鎖的。このイヤ~な感じ、見た人の多くが抱くんじゃないでしょうか。
ついでに言えば、ヒロインがブサイクすぎて萎えます。