3.《ネタバレ》 あーあ・・・やっちゃったね。
単に趣味と興味で作った映画(?)である事は明白なんだけど何とも中途半端を越えて駄作。
あのエイリアンとプレデターのデスマッチなんだから
途轍もない激闘シーンと緊張感の張り詰めたアクションが展開されるだろうと期待して見ると
掌を反したかの如くマタ~リとした何の工夫も見られないヌルさには怒りを覚える。
いくら敵の敵は味方って言ったってプレデターとタッグマッチを組んでどうする。
しかも倒したエイリアンの頭のパーツを盾にし尻尾を槍にして武装化。
それをプレデターがヒロインに作ってやってんの!
思わず画面を指差して笑っちゃったよ!
ホント、アホか!と言いたいよ。ノリは完全に何処かの原住民まがいの展開。
それにエイリアンの描き方が完全に雑魚キャラ。
出てきた人間はギャーギャー喚いてウザイだけ。
単なる遺跡風アトラクションを走り回ってるお馬鹿な展開に心底ウンザリ。
唯一シリーズファンを喜ばせた(かどうかは判らんが)のが
ビショップことランス・ヘンリクセンが出演してるというところか。
しかもチャールズ・ビショップ・ウェイランドとかいって
微妙にビショップの名前を入れてオマージュっぽくしてるしね。
但しあの殺られ方はイマイチ。
共通性というかオマージュ的要素をもっと濃くして
胴体切断して欲しかったけど・・・今回は普通の人間だったのね。
刺された後に白い血が出るのを少し期待したのは私だけでは無いはず。
とにかく近年稀に見る不満の1本。
期待してただけにね。