1.《ネタバレ》 直情的な母親。夢見がちな長女。優柔不断な青年。いったい誰に共感すればよいのかわからないくらい魅力のあるメインがいません。
しかも終盤辺りまでストーリーは平坦の一言。
ほとんど日常風景と、シャーロットのナレーションしか出てきません。
まあそれでもケイトはかわいかったし、靴屋の主人ルーも、すごく大人で、優しさと包容力を兼ね備えた素晴らしいキャラクターでしたが、この二人が活躍する場面は少ないんです。
だとすればいったいこの映画の何を楽しめば良いのか、と映画の良いところを探し始めた時点で、多分面白い映画ではないんですよね。
少なくともストーリーを楽しむタイプの方にはどう考えても不向きな映画です。