2.プロデューサーのジョン・ルッソは、ロメロと『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を作った人。なのでゾンビ映画の影の功労者と言えるが、彼の才能の無さは『ナイト~最終版』で露呈したように、本作でも遺憾なく発揮されている。冒頭、ゾンビがわらわら出てきて、トム・サビーニが嬉々としてゾンビ狩りをするところは面白かった。でもそれだけ。話が進むにつれ、どんどんつまらなくなっていく。このつまらなさは尋常じゃない。途中で何度も観るのをやめようと思ったほど。我慢して最後まで観たが、その努力はついに報われることはなかった…