1.《ネタバレ》 塚本監督の魅力の一つは、あの独特なブルーグレーの色使いだ。ネットリしているような、サラっとしているような不思議な質感が心地よい…。だが、しかーし!もしかして初となる「フツーにカラーな映画」の今作品は、セットの安っぽさが目立って涙。お得意の手持ちカメラの高速移動も、安っぽさ大爆発。今までの作品は「塚本カラー」で何とか上手く、誤魔化していたということか?…。「悪夢シーン」ではブルーグレーが健在で、なかなか雰囲気が良かったのだが、hitomiの演技で失神。さらに音楽がショボすぎ。音楽担当の石川さん、しっかりして!気がつけ106分の上映時間中、ずっとこう思っていた。。(ああいやだ、ああああいやだ、ああいやだ、hitomiの演技がもう、いやだ…。)