1.《ネタバレ》 なにが駄目だといって、この監督、結構映画とか漫画は見てるんだけど、その寄せ集めなんです。
新しいもの、見たこともないものを作り出せない。才能がないのかなんなのか。
オープニングにはびっくりした。
完全にセブンのまね!ここまで真似してお恥ずかしくないんでしょうか。
その後も次々とコピーが出てくる。
傑作だった映画のアイディアを寄せ集めれば名作ができる?とんでもないことです。
ところがこの駄作、3D効果はまずまず素晴らしい。
ハリウッドが奥行きばっかの腰抜け3Dでお茶を濁してるのに、きちんと下品に飛び出してくる。
これは素晴らしい。
技術は素晴らしいが、またまたこの監督はせっかくの技術をドブに捨てるような演出。
何度も「おんなじように」飛び出したらそりゃ飽きますって。
監督の脳にアイディアがまったくない。これがこの映画の敗因です。
ただホラーに3Dは合う。それだけはわかりました。
縦横無尽の霊魂の浮遊とか、飛び出して顔面にぶち当たり飛散するくらいの激しい3Dを見てみたい。