8.《ネタバレ》 高評価された方、すみません。貶します。バットボタン機能の無いサイトなので代わりに【笑】をいくつでも付けてくださいませ。
まあ、現代劇で災害を題材にした作品なので、これはシリアスか!救助ものか!いや復興を目指す人間賛歌だろう!!、と思い身構えて真面目に観るわけですよ。冒頭で平和な家族が無残に襲われてるから、対災害チームへの縋るような期待と希望が高まるんですよ(ちなみに私も下のレビュワーさんと同様に『わんこ助けろよ!よし助けたな許す。』と激怒したくち)。
ところがどっこい。次のシーンに出てきたおそらく主人公は気象の専門家だけど離婚がうまくいかない優男で。相手は離婚したくない美人の対災害専門家で。両者にまだ氣があるけどスレ違いが離婚の原因で。対策チーム自体はロック聞きながらヒャッハー・イェーイみたいな奴らで。
ああこりゃ竜巻という一過性の災害なんだからコイツらが揉めながらボロボロになっても作戦成功して快晴の天氣のしたで離婚やめる宣言してチューしてハッピーエンドで終わるんだろと予想できたしそうなっただけでした。以上です。
と思ったんですけど我慢したくないんでやっぱり言わせてもらいます。
・気象衛星で発生が予測できるんなら広範囲に避難勧告だけじゃ足りないんでしょうか?
・方向や威力を計るってのは、車で接近してまでやらなきゃならない必要性の高いモノなんでしょうか?
・あんな、バケツを繋ぎ合わせたような?ロボコップ2の失敗警官みたいな?ブサイクな機械を命賭けで運び込む必要あるんでしょうか?(高性能でも置物なんだから風に飛ばされた物品がぶつかったら壊れるだろ。と思ったら本当にそうなってた)。
・つーかそもそも、竜巻に接近しなきゃならないなら軍隊の装甲車みたいなの用意するならまだしも、どこまでも一般車両を使うって不用意かつ無謀そのものじゃないですかね?
・災害対策に命賭けならロックかけてヒャッハー!じゃねえだろと。真面目に仕事せえよと。真剣味ねーし。
・それと竜巻っつーのは、接近どころか中央に、いわゆる【目】の部分に、入り込めるものなんですか?。入っても無事に済むもんなんでしょうか??。主人公の離婚おばさんが『中央に入れたのよおおお!!』って喜んでましたけど
もうこれ最初の30分ころから観るのが苦痛で。でも観ないとレビュー書けないルールなので、まあ観ました。
思ったけどこの映画、竜巻じゃなくて扱い方次第で馴れ合いになれる宇宙からきたクリーチャーとかで、こいつらが賞金稼ぎのアウトロー設定とかだったらしっくりきたと思います。
日本人は災害といえば地震台風、なにより先の大震災が想起され、とてもじゃないけど楽しく語ったり表現できないと思ってます。アメリカは違うのかな。
高得点評価のみなさん すみません。こんどこそ以上です。