2.私は、基本的にはケネス・ブラナー嫌いだけど、どこかにいいとこあるかしらと、こりずに何本か見ています。でも、だいたいハズレ。中でも特にこの「から騒ぎ」はつまらなかった。そもそもブラナーって自意識過剰、自己愛プンプンだと思うのって、私だけなのかしら?〈追記:やっぱり私だけじゃなかったみたいですね。ところで、中野さんてもうレビュー書いていらっしゃらないんですね、ざんねん。共感してもらってますが、私のほうはどんどんコメントを書き加えてしまっています・・。また書き込んでほしいなあ、中野さん。・・それはさておき本題に戻ります。で、なんでこんなのにデンゼルが出てるのよー?って、腹を立ててたら、よくよく見たら本作は米映画だったんですね。どうりでそのせいで、おお味すぎる、ハンバーガーみたいな味になっちゃったわけだー。まあシェイクスピアは古今東西、いろんな「実験」が行なわれているから、冒涜ダーなんてことは言わない。こういう映画が存在したっていいけど、でもやっぱりひどいわ。いくらハリウッド製だからったって、このごった煮みたいなキャスティングは、ないっすよ。この面々じゃ演技力(ばかりでなく演技の質や持ち味)に違いがありすぎます。なんか無理して楽しそうなフリして作ったんじゃないのー? と思える映画でした。〉〈またまた追記:一部書き換えました。BS放送ありましたね。一部見てみましたが、印象は変わりません。やっぱりこのキャストには無理があるし、ケネスの自信満々のいやったらしさ! いやだ、いやだ。本物の「から騒ぎ」はもっと面白くできるはずの戯曲ですよん! さて、もう一つ補足。今回改めて気づいたのですが、このときのエマってはっきりいって、キレイじゃなーい! もちろんいわゆる美人女優じゃないけど、本来もっと雰囲気のあるいい女優さんです。本作での表情から、彼女の隠しきれない不満足、不調が読みとれると思います。〉