1.《ネタバレ》 アルバム「扉」レコーディング期間を追っただけ。
レコーディング風景とボーカリスト・宮本浩次の自宅公開、彼の幼少期を過ごした場の散策、と内容も淡泊。
宮本浩次やエレファントカシマシをある程度知る人でなければ不器用な男の生き様をぼんやりと見せられただけになってしまうことでしょう(そういう意味でこれぐらいの評価にしています)。
自分も決してファンということではなく、彼らが売れていた頃(「今宵の月のように」前後)の曲が好きだった、という程度の認識しかありません。
しかし、自分が彼らの曲から離れていった理由(次第に声は聞きづらいほどにしわがれ、叫ぶようなスタイルに変化したため)がはっきりとあったので気になる存在のままでした。
このドキュメンタリーに興味を持ったのもその変化の理由が気になっていたからですが、残念ながらそこら辺の答えは掴めぬままに終わりました。まあ、もがいてるのは伝わって、何となく納得は出来ましたけど。