1.《ネタバレ》 自分、これまで結構映画の本数はかなりこなしてきたつもりですが、この作品は「画面を観ていてその場にいたたまれなくなった時間が一番長かった映画」間違いなくナンバーワンに認定したいと思います!シルバー世代にだって、セックスやスキンシップは必要だってことはよ~くわかります。でもねでもね、それをここまであけすけに、あからさまに描く必要ってありますか?ないでしょ!!なんなんだろう・・・高校生の時に「愛と追憶の日々」で、親世代のベッドシーン(シャーリー・マクレーン&ジャック・ニコルソン)を観た時に感じた、あのなんとも言えない、全身がムズ痒くなる感覚が久々に蘇ってきましたよ・・・。メリルにせよトミー・リー・ジョーンズにせよ、役者の格としては一流どころを揃えておきながら、この内容、ちょっとばかり引いてしまったどころではなく、上映中ずっと引き潮に流され漂流してしまった気分です。お二人とも脚本をチョイスするセンスにはひときわ長けている役者さんだとずっと思ってたのに。いや~これはホントに残念。いや、メリルに関しては、以前「恋するベーカリー」に主演した際、きっとこういうテーマがお好きなんだろうなあ~っていう萌芽はすでにありましたがね。もっともっと、上品な大人のコメディが観たかったなあ・・・。映画の出来としては4点くらいだと思うけど、このサイトの主旨に沿って採点するとなると・・・、まあこの点数ですね。