1.『インファナル・アフェア』を観た時は香港映画もスタイリッシュになったもんだと思ったりしたが、本作はザ・ホンコンな感じのあか抜けなさ。それはダサ×2のタイトルロール、エンディングテーマからも明らかで、織り交ぜられるサブ×2のギャグには思いっきりヒいてしまう。久々に心からつまらねぇと言える映画である。大してやりたくないのになんとなくやっていた、中学生の頃のマスターベーションみたいにグダグダだ。香港のトップアイドルだというTwinsは可愛いのか可愛くないのか微妙だし、アクションは速くても新鮮味は無い。友達の家のホームビデオを見せられている様などうでもよさ。4000円で買ったDVDが1500円で売られていたときの損した感。友情出演のジャッキー・チェンが出ていたシーンが一番楽しい、というのはいくらアイドル映画だとしても退屈すぎる。