1.《ネタバレ》 昔の怪奇映画をベースにしたアイデアは面白いのに、
青春ドラマ、ラブストーリー、スプラッターの要素が入れ乱れ、どうにも中途半端さは否めない。
ヒロインの悲しみや憤りをもっと表現できていれば、また違った印象を受けたと思うのだが、
そういったシーンはほとんどなく、最後はぶっ飛ぶようなオチがついて映画は終了してしまった。
B級ホラーとはいえ、主人公のヒロインに対する純粋な気持ちから始まっているお話だけに、
そこをちゃんと回収していれば、切なさが出て、印象に残る作品になったのに。勿体ない。