ドイツチェーンソー大量虐殺のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ドイツチェーンソー大量虐殺

[ドイツチェーンソータイリョウギャクサツ]
Blackest Heart
(Das Deutsche Kettensägen Massaker)
1990年上映時間:63分
平均点:3.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ホラーコメディシリーズもの
新規登録(2003-11-03)【クリムゾン・キング】さん
タイトル情報更新(2022-02-19)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督クリストフ・シュリンゲンズィーフ
助監督ウド・キア
キャストフォルカー・シュペングラー(男優)
アルフレッド・エーデル(男優)
ウド・キア(男優)
脚本クリストフ・シュリンゲンズィーフ
撮影クリストフ・シュリンゲンズィーフ
フォクシ・ベーレンクラウ
配給アルバトロス
美術ウリ・ハニッシュ(プロダクション・デザイン)
衣装アリアーネ・トラウブ
編集アリアーネ・トラウブ
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1.《ネタバレ》 見た目の話だけをすると、ドイツ版『悪魔のいけにえ』、ただしチェーンソーは出て来れどレザーフェイス的なのは出て来ない。グロ描写も総じて超チープなスカタン(量は結構多いけど)。展開運びも全体的に相当に訳ワカメで、単純に映画として観る場合の価値は決して高くない(頭に火を付けるウド・キアーが多少ユニークなくらい)。

真の問題・論点はやはり、無辜の東独移民を西独民が無差別に虐殺しまくると言うテーマ部分のインモラルさであろう。ドイツの東西統一直後の作品ながら、本作には東独民に対する純粋な憎悪(彼らの西への流入によって雇用が奪われることへの理性的な批判であるとか、分断された民族の同族嫌悪的なエクスキューズだとかを感じさせない、ゴキブリに対するかの様な根源的で救い様の無い感情)しか感じ取れない。本作のグロ描写は、シンプルにグロ映画が好きだから映像的にチャレンジしていると言うよりは、本当に東独民が憎いが故に奴等を挽肉にしてやりたいという意味で挿入されているのであり、だから描写のチープさはある種問題の外なのである。

何故、シュリンゲンズィーフは本作をここまでラディカルに撮ったのであろうか(売名行為ならばまだ「救い」はあるが、本気でやっているなら間違い無く彼は病気だし、彼を生んだ西ドイツ映画界・社会も病んでいるのだと思う)。放送禁止系の映画としては、ある意味で稀代の一作。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 2点(2020-02-24 23:55:33)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 3.86点
0114.29%
1114.29%
2114.29%
3114.29%
4114.29%
500.00%
600.00%
700.00%
8114.29%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 0.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 3.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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