2.《ネタバレ》 最近、やっぱり中村主水は生きていたということになりましたので、この映画の唯一の価値であった「中村主水最後の作品」はその意義をなくしました。よってこの点数です。必殺シリーズが大好きだったので映画館まで見に行ったのですが、帰宅後家族にぼろくそに批評したのを覚えています。せいぜいテレビの2時間スペシャル程度の内容で、しかもこれまでの必殺の設定をことごとく無視しています。冒涜しているといってもよいのではないでしょうか。名取裕子や津川雅彦といつ主水が組んだんだ?大体、中村主水に三角関係の設定はないんじゃない?秀や勇次はいつの間にまた、主水と組むようになったんだよ。絡むシーンもほとんどないしただ顔見せしたってだけ。主水が愛人を囲っているってのもなあ・・。せんりつにいたってはワンシーン出てくるだけ。これまでの設定をことごとく無視していきなり死なれても納得いくもんではありません。まあ結局死んでなかったわけですからいいんですけども。