1.見事なまでのツマラナサ。最大の問題点はパニック映画なのに、たいしてパニックじゃないところ。展開や演出が杜撰というか手抜きな感じで、出来レースを見せられている感じ。そのため、メガロドンの巨大さも恐ろしさも全っ然伝わってこない。他にも気になったのは、登場人物が怪我をするシーンで、なんでそんな程度のことでそんなに大怪我してんの?というシーンが多いところ。一番笑ったのは、ヘリが操縦不能に陥って何とか不時着するシーンで、ヘリポートを少し滑った程度なのに、ふたりも死んでるところ。カメラマン虚弱すぎ。中盤までのストーリー展開も単調で、あまり意味の無いシーンでダラダラしている。CGもしょぼく、金が無いんだろうなー、という作り。期待していた他の巨大生物も出てこないし(メガロドンを上回るような巨大イカとかの出現を期待していたのだが)、典型的な「分かっていない作品」。