1.《ネタバレ》 タイトル(邦題)とトリュフォーという監督の高評価に裏切られた気分です。
主人公の女性に全く魅力を感じません。どうみても娘には見えません。実際調べたら32、3歳らしいけどアラフォーにも見えます。でもいましたよね?一時期ワイドショーで騒がれていたアニータを思い出しました。
邦題を考えた人のセンスは買いますけど、実際は「私のように美しい女…と勘違いしているキチガイのおばさん」にしたほうがいいかもしれません。
このおばさんに振り回される男たちにもストレスを感じました。観ているこちらが恥ずかしくなるくらいのギャグのセンス。中でも一番鼻についたのが、論文学者のセリフ回し。秘書との会話はまるで小中学生の夏休みの自由研究について語っているような次元の低さ。これは脚本家の質の問題か、字幕のセンスの問題か?
でもこれだけイライラする男だっただけに、最後の最後のどんでん返しだけはチョットだけスッキリしました。
それに加えて主人公の音程の外れた歌声にも何故かハマりました。