15.《ネタバレ》 原作は、筒井康隆が本家『日本沈没』の出版直後にパロディとして数時間で書き上げたという短編小説、それが三十年以上たって突然の映画化、まあこれは草彅剛のあの『日本沈没』に悪ノリというか便乗して撮られた企画らしい。監督はそのセンスの悪さで撮る作品がことごとく酷評されるという特殊能力を持つ河崎実、本作でもその特技を遺憾なく発揮しています(笑)。 筒井康隆のブラックな持ち味は低予算パロディには相性がよさそうなもんだけど、あまりにエピソードがつぎはぎだらけ状態なのでほとんど笑えない。稲川素子事務所バックアップの甲斐あって無名の外人タレントが大挙出演、エキストラも含めると日本人出演者より数が多かったんじゃないかと思うぐらいです。まあその中でも印象に残ったのはオスカー俳優役だった人で、なんか若き日のエドワード・バーンズみたいでカッコよかったな。でも全編に満ち溢れる外人をコケにするギャグは“どこまで本気なの?”と心配になるぐらいで、こりゃ地上波じゃ絶対に放送できないレベルですな。そして妙なところで特撮に凝ったりしていて、ほんとこの監督のセンスにはついてゆけない。最後には日本も沈没して人類滅亡となるわけですが、なぜか穏やかな夫婦生活が何度も挿入されるTVプロデューサー夫婦が、線香花火を二人で愉しむカットにはなんかホロリとさせられました。せっかく子宝を授かったのに、産まれてくる子の顔も見ないでみんなとともに滅びてしまうんですからね。でも人類がけっきょく滅亡する筒井康隆の作品なら、『霊長類南へ』を映像化して欲しいものです、監督は河崎実以外でね。 田所博士役の寺田農は樋口真嗣版の『日本沈没』でも同役でのオファーがあってどっちに出演するか迷ったそうです、迷った挙句に出たのがこっちかよ!このチョイスは理解不能です(笑)。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-07-23 22:38:20) |
14.設定自体は極めていい加減で日本列島だけの資源で経済が回るはずもないのだけど、日本人のガイジン・コンプレックスを正面から捉えているパロディという解釈もなくはない。まぁ、私はあまり入って行けなかった。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-10-16 01:09:27) |
13.「ニッポン音頭」は、どこかの国を連想してしまった。。バカな映画を作るなら、もっと突き抜けた感じにしてもらいたい。 【山椒の実】さん [地上波(邦画)] 3点(2009-03-04 23:09:58) |
12.《ネタバレ》 誰に見て欲しい映画なのかが分らなかった。外国人が嫌いな人は前半はともかく終盤は楽しめないだろうし、外国人が好きな人は登場する日本人を不快に思うだけだろうし、笑いの大部分は設定・演出が悪いので滑ってるし。 |
《改行表示》11.笑えるシーンもあるけど、テンポも悪い部分もあったりして全体を通すとあまり楽しめない お馬鹿映画なのに妙にシリアスに感じた。同じような状態が起きたらこの映画みたいな扱いになるのかなと思えたりして・・ アメリカ万歳な映画もしょっちゅうあるけども、ここまで自分の国を万歳する映画はほとんどない(笑) 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-02-06 23:57:59) |
10.日本人は偉いんだ!見てるこっちが恥ずかしい。外国人が見たら不愉快だろな 【甘口おすぎ】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-04-09 19:49:47) |
【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-03-20 18:35:18) |
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《改行表示》8.《ネタバレ》 日本沈没と同時期に公開したことだけに意味があったのか。 原作も小松左京のヒット作のパロディーの短編であり、 あまり期待しないで観たこともあり、つまんないながらも 部分的に面白いシーンをみれただけで満足できました。 とはいってもつまんないですね。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-01-01 22:03:52) |
7.《ネタバレ》 この作品をよく映画にしようと思ったねー、ある意味称えるべきかな(笑)。登場するタレントや、そっくりさんを見てクスッと笑たのみで。話の内容は実に中途半端で安っぽい。ツッコミを入れながら何とか見れましたが、この程度ならドラマでいい感じです。ラストは予想通りに日本沈没(そりゃそれしか無いわな)。金を払ってまで見たいとは思わない映画でした。 【taka-104】さん [地上波(吹替)] 3点(2008-01-01 02:21:24) |
《改行表示》6.うーん、もっとエグイ内容を期待していたのですが・・ TVドラマで十分。これ映画館で見た人はお気の毒でしたね。 笑えないし、スリルも感じないし、哀れな外人に同情も出来ない。 ひたすら退屈。原作はもっと面白いのかもしれませんが・・ しかも最後はやっぱりタイトルに反するしw(見ればわかる) まーでも「北チーム」が登場するとこだけはクスッとなったし、 こんな地味な映画に出る、本家主役の藤岡弘さんの太っ腹さには 感心しましたけど。どうしても内容が気になる人だけ見ましょう。 【ひろほりとも】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-10-23 15:25:59) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 こりゃあひどい!!!なにもかも中途半端。 最後の終わり方もまたひどすぎる。 笑えたのは藤岡さんくらいかな・・ 【rainbow】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-08-12 03:23:25) |
4.《ネタバレ》 原作は確か短編ですよね。意外な発想の傑作パロディですが、短編ならではとも言えるキワモノアイデアです(日本が沈没するならそこに一定のリアリティがあったのですが日本以外が沈没するというのには全くリアリティがなくキワモノとしか言えない)。それを1時間半近くも低予算で描かれてもしらけるばかり。この程度でいいのなら学生自主映画でもできるのではという感じの安い絵作りです。確かに部分的に面白いシーンはあります。しかしそれも原作の面白さをそのまま伝えているだけ。映画にする意味が全く無い。もしもですが、この原作を映画として成り立たせることができるとしたら、それはそれこそ「日本沈没」のように総製作費数十億円を使って徹底的に大規模にリアリティをもって描くしかないのでは(例えば成田空港に10万人の外国人エキストラを動員するとか、本当のハリウッドスターをキャスティングするとか)。 【Sean】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-08-08 17:54:12) |
3.リメイク借りに行ったら無かったので隣にあったコレを借りたんだが・・・。筒井原作という事でちょっとだけ期待したのが見事に全部沈没した。 |
2.予告編が良く出来たいたので、すごい期待して観たのですが、あまりの馬鹿さにがっかりしました。確かに笑いを期待して観ましたが狙いすぎていて逆にしらけてしまい、私の方が沈没してしまいました。 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-12-24 23:57:46) |
1.《ネタバレ》 すんごいB級映画です。もうびっくりです。途中の日本チャチャチャは不要。見てるほうが恥ずかしくなりました。でもハリウッドスターのそっくりさんや各国首脳陣が笑えたので、3点献上。(ホントは1点でも良いくらい) 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(吹替)] 3点(2006-11-23 20:19:58) |