《改行表示》13.《ネタバレ》 色んなところで名前が上がる映画、ぜひ初代から観てみよう!おおー皮肉が効いてる。90年代の能天気さの延長に真正面からのディストピア設定。そして戦争。戦争の悲惨な現実をこれでもかと描写する。男女同権の未来設定が「女性が恥ずかしがらない」ことに表現されがちなのもこの時代はよくあった。 しかし映画が進むにつれて皮肉が皮肉に思えなくなってくる。未来の宇宙戦争なのに第一次大戦のような歩兵戦。悪ふざけを許容し合うバディ感。頼もしい鬼教官。仲間のために命を捨てる兵士・・・etc。それらがすべて肯定的に描かれる。極めつけにゲシュタポファッションの情報将校まで登場。これもやはり「頼もしい仲間」だ。原作はロバート・A・ハインライン。ナレーションはハートマン軍曹。やっぱり、「そういう映画」なの? ポール・ヴァーホーヴェンはこの映画を全体主義やナチス賛美と受け取られて困惑したらしいが、当時でもこれが100%不謹慎と捉えられる世界ではなかった。ましてや2023年に観るとなると・・・。映画はヴァーホーヴェンのヴの字も知らない人だって観る。現代美術なら受取り方を言葉で指定できるが、映画は大衆芸術だ。 SFはその時代の延長線を描くので現代劇より時代性を強く反映することがあるが、この映画は1997年という平和でリベラルな時代の常識で創られている。この作品のメッセージが誤解されたとしてもそれは作品や作家の罪ではないが、少なくともこれからの映画はこの作品を他山の石として、作られた時代や作家の情報のようなメタ知識なしで伝わる工夫をする必要があるのではないかと思う。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 3点(2023-05-09 22:54:06) |
12.バカ映画と覚悟してバトル期待で鑑賞していたのだが、前半はダラダラとした男女関係が続くので退屈する。肝心の対決部分は約20年前の作品としてはまあまあかなと思うが、問題はこの全く中身がないグダラナさをどれだけ楽しめるか否かでしょう。 |
11.あちこちのランキングや好きな評論家さんたちの中でワースト1だったので「どんだけひどいのか」と思って観てみたら、それほどヒドくなくてそういった意味で肩透かし。というか、見方がよくわからない。これはまともにストーリーを追って観賞する作品ではない、ということなのですか?アメリカ帝国主義を小馬鹿にした映画なの?ということは、学園ドラマの如きペラペラの役者陣を揃えたのも、大怪我してる左肩を元気に振って走るヒロインの大根演技も、すべて確信犯なのですか?なまじCGにお金かかってるので皮肉感が伝わらないんだが。シベ超みたいにすかすかのセットなら分かりやすかった。あ、CG以外のコクピットなんかは学校祭みたいなちゃち感ありましたけど。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-11-21 23:46:50) |
《改行表示》10.以前、テレビで見てひどい映画だと思って、DVDで見直したけどやっぱりひどい映画です。 反戦映画だとしたら表現がグロいし、戦争映画だとしたら戦略も戦術も観られた物ではない。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-06-11 16:24:47) |
9.お金かかってそうに見えたけど、大して面白くなかった。ヒロインの顔がすごかったです。 【civi】さん 3点(2004-08-16 23:35:32) |
【永遠】さん 3点(2004-06-21 09:25:56) |
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7.評価は様々ですが、私的には3点。B級っていうよりC級です。今時(っていっても5,6年前だが)こんな映画つくるかねぇ。 【かもすけ】さん 3点(2003-10-28 23:55:55) |
6.凄いとしか言いようが無い…。でも何故か3点です。 【キリィ】さん 3点(2003-06-28 23:36:08) |
5.相当えぐいということで覚悟して観たんですけど全くえぐくありません。中身については「ふーん」くらいの感想です。 【普通】さん 3点(2003-06-16 13:04:17) |
4.正義は我にあり、敵は叩き潰す的なアメリカのマチョ主義映画。最後の親玉はナウシカの王蟲(オーム)?体に触ると感情が伝わる場面なんか王蟲をパクってるっぽい。 【ロヂャー】さん 3点(2003-05-23 12:37:02) |
3.映画の評価と関係させてはいけないのですが、公開当時なにかの番組(だったかな?)で、メイキングを見た事があったんです。その時に監督だか誰だったか忘れましたが、この映画は「まるで第2次世界大戦と同じである。地球軍(かな?)側はわれわれ連合軍で、昆虫どもはファシスト(枢軸国)で、善悪がはっきりしている」と、こんな感じのコメントを喋ってたんです。。。なので、感想に私情をはさむべきではないと思うのですが、こんな思想で作られてる映画などたかが知れてると思います。CGは評価しますので3点ですね 【はむじん】さん 3点(2002-05-21 02:23:47) (良:1票) |
2.個性のない面々。何度となく使われてきたような場面。あまり感じるところはありませんでした。最後の軍隊の募集広告げな映像は洒落で入れたんでしょう? 【チューン】さん 3点(2001-11-09 02:36:46) |
1.究極の戦意高揚映画(原語には広島を侮辱した台詞さえ出てくるらしい)。作り方は「ロボコップ」とまるで同じ。自身の美学を極めるのはいいけど、バーホーベン、も少し成長しろよ! でも、虫に刺されちゃうデニス・リチャーズに惚れたので3点献上。 【sayzin】さん 3点(2001-08-01 16:54:15) |