1.序盤過ぎから徐々にトーンダウン、終盤からラストにかけてはとても退屈だった。
鶴瓶との姉弟役のギャップが見所なんだろうけど、吉永小百合が相変わらず品が良すぎて、
逆に浮いちゃってるという感じ。家族の絆、在り方という本テーマとは別に、
ターミナルケアという裏テーマも含ませているんだけど、こちらも無理やり感、
押しつけ感があって、とても物語にうまく絡んでいるとは思えなかった。
小林稔侍や加藤治子は味があって、もっと彼らの出演シーンが見たかったなぁ。
蒼井優は普通にいい。やはりあくまで吉永小百合という女優さんを見せることがメインの映画、
という内容の作品だった。