1.私の中では、良作とそうでない作品の分かれ目はもう一度見たくなるかどうかです。その意味ではダメな方でした。テレビゲーム的演出が特徴ですが、開始から30分、最初の敵がコインに変わったところで飽きまして、それ以後は、だから何?早く終わらない?な気分になりました。その時点で、この映画の世界観は何でもアリで、ルールが存在しないから何が起ころうとも大したことはないと分かってしまうからです。主人公(平気で二股かけてる最低男)とバンド仲間、ヒロイン(ホントにどこがいいんですかね?)、元彼軍団の誰一人として思い入れできないのもつらいです。タイトルが一番面白いと思う作品がたまにありまして、そういう時は鑑賞後徒労を感じます。