1.《ネタバレ》 唾を吐きかけたい映画だった。
なんでこの映画が2015年のキネマ旬報ベストテンに入ってんだろ?
とにかく苦痛でも最後まで観ないと映画の良し悪しは分からない。
我慢して観続けたが、それでもペレストロイカ以降、民主化、自由の意味をはき違えたロシア文化人の
世迷言のような映画としか思えなかった。
人間性のかけらもない映画。
異星の話というが、そのデザインはクリエイティブでも何でもない。
ホドロフスキーとか、ギレルモデルトロなどに憧れたんだろうか?
ロシアSFでは「キンザザ」の不思議感はまだ面白いが・・
思いっきり深読みして、大戦中カティンの森事件などを起こした
ロシア・ソビエトの自国文化否定の意味があったのだろうか?
それでもこんな映画を観せられるロシア人が気の毒だ。