1.《ネタバレ》 オリジナルの半分も出来が良くない印象ですねえ。もさっとした展開なうえ過去と現在の切り替わりが分かり辛い下手演出。客寄せの豪華出演陣、なかでもニコール・キッドマンの「デキる」女検事キャラは余計に感じます。せっかく美人なんだから、とキウェテルとの恋情を絡めてきたのもまた余計。
逃げた犯人を追い求めて全米の犯罪者の顔写真を何年にもわたって見続けるとか、効率悪すぎてびっくり。犯罪者ってどんどん更新されてるのでは?また初めから見直さないとならないよ?しかもその中にいるとは限らないし。結果別人だったし。(なんじゃそりゃ!)
5万人もいそうなスタジアムの観客の中から犯人を見つけ出そうとしてたよなあ。それも日時も特定できてないのに下から客席を見上げてる捜査官二人に絶望的な気分になった。マジか君ら。
というわけで観ててため息ばっかりの本作ですが見どころといえば、目ばかりギョロついたJ・ロバーツの復讐顔が真に迫って怖い、ということくらいですかね。