3.アクションとしてもコメディとしても中途半端。娯楽作品とは思えないほどのテンポの悪さ。早送りしながら見てもまったく問題ないほどの薄っぺらいシナリオ。
ジャッキーのカンフーアクションを楽しもうにも、さすがに食傷気味。動きに昔のようなキレも無いし、露骨に笑わせようとするコントっぽいアクションが狙いすぎで見ていて白ける(私も壷のシーンには苦笑した)。
クリス・タッカーとのかけ合いも、ただ罵り合っているだけで面白くないし、お互いの存在を際立たせるような脚本構成になっていない。クリス・タッカーのハイテンションなだけの演技に緩急が無いから、見ていて疲れる。
PS.相変わらず彼の目玉が「ぶりんっ」と飛び出そうで、そっちの方が本編よりもハラハラする。