1.《ネタバレ》 大原麗子がカワイイ。まあ、時々そのショートカット姿が水前寺清子に見えなくもないが。
物語は再び刑務所内から始まって、健さんが仮出所するわけだが、第一作で描いたような、厳しい管理生活とはあまりにも違うムショの自由さに引く。一作目ならまず赤いパンツは穿かせてもらえなかったろうし、包丁を扱う部署に監視がいないなんて、あり得なかったはず。
そんな完全なファンタジーと化した刑務所世界を飛び出して、健さんがトラック野郎になるこのお話は、シリーズ4作目というから、『望郷編』の後の作のはずだが、また、鬼虎さんが出演。悪い人の役も同じ。この辺の感覚は今となっては理解出来かねる。
で、大原麗子がトラックに乗った意義とか、心中くずれの女の件とか、何を描きたかったのか、考える気も無くす最後の銃撃戦で、網走帰りの鬼虎さんが(「7人殺し」に猟銃の免許を?)登場!
もう、メチャクチャ。3点は全部、大原麗子に献上。