19.《ネタバレ》 1999年、ロバート・ゼメキス監督は「キャスト・アウェイ」という企画を抱えていました。同作は主人公が無人島に漂流する前のパートをまず撮影し、半年かけてトム・ハンクスをダイエットさせてから残りを撮影するというスケジュールとなっていましたが、ダイエット待ちの間ヒマになったスタッフを率いて撮影したのがこの「ホワット・ライズ・ビニース」なのでした。ゼメキスにとって本命は「キャスト・アウェイ」だったのでこちらはかなり適当な仕上がりで、誉めるべきところがほとんどありません。「ヒッチコックがCGを使える時代に生まれていたら?」というコンセプトで製作されたらしいのですが、伏線も何もかなぐり捨て、最終的に殺人鬼が追っかけて来るだけの映画なんてヒッチコックは撮らないでしょう。前半40分もかけたお隣さんのエピソードが本筋とまったく関係ないとか、しっぽを掴まれた途端に人格が豹変するハリソンさんとか、聞いてもないのに長々とネタバラシを始めるハリソンさんとか、人間とは思えない生命力で妻を追いかけるハリソンさんとか、「監督はちゃんと考えて作ったのだろうか?」と首を傾げたくなる要素が盛りだくさんです。その他にも、異常な形相で喚き散らすミランダ・オットーや、尋常ではない物忘れをしていたことが判明するミシェル・ファイファーなど丁寧な説明を要するはずの部分に限って何事もなかったようにスルーされたり、辻褄が合わなくなってくると幽霊を出して話の方向転換をしたり、安直な姿勢がかなり目に付きます。ヒッチコックならこんな杜撰な映画は撮らないでしょう。不思議なのは、この程度の映画にハリソン・フォードとミシェル・ファイファーが出演を承諾したこと、上映時間の9割が家という地味な物語でありながら製作費が1億ドルもかかっているということです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-01-13 19:33:53) (良:3票) |
18.《ネタバレ》 もしヒッチコックが生きていたら、コンピューターグラフィックスという道具を如何に駆使しただろうか。 そのコンセプトは上手く活かされず、無暗に複雑で、余計な贅肉が多く、 最後は非現実なオカルトホラーというお粗末なものに。 この杜撰な脚本では彼に撮ってもらうことも叶わぬだろう。 ハリソン・フォードが悪役というのは珍しいが、収穫らしい収穫はほとんどないと言っても良い。 |
17.《ネタバレ》 いまいちメリハリのない展開にこの時間はながーく感じるなぁ。大体最初の隣の夫婦はなんだったんだ?って思わせちゃぁいけないよね。ハリソン・フォードがこんな悪役をするのはとってもめずらしいんだけども、思わせぶりな割に結局あなたが犯人!?という地味な作品でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-06-09 20:23:55) |
16.《ネタバレ》 ロバート・ゼメキス、ミッシェル・ファイファー、ハリソン・フォードときたら、絶対面白いに違いないと思いこんで観たのが悪かったのか、ちょっとがっかりしました。ハリソン・フォードが最初から怪しすぎるし。でも一応犯人は確かめておこうとがんばって観ましたが、長い。二度観はないです。何年かして観たことを忘れてまた観ちゃったらどうしようって感じの映画でした。 【はちかつぎひめ】さん [地上波(字幕)] 3点(2012-08-13 14:32:32) |
15.湖畔に住む、ある夫婦を襲った恐怖を描くサスペンスホラー。 妻役のキャラはミシェル・ファイファーにピタリだが、登場人物が少ないのでお話が広がらず、 制作者側のかなりの苦労が窺える。一つはサスペンス色とホラー色をミックスした形で、 最後まで物語を引っぱっていること。後半の妻の行動には困惑してしまったが、 演出面でもお化け屋敷のようなオーソドックスな仕掛けを至る場面で張っており、 つい反射的にビクッとしてしまうのが腹が立つ。ラストは自分の予想とは正反対だったが、 この単純なストーリー展開ではもうどちらかしかないかな、と。 オチは昔からあちこちで見たようなパターンで、ご愛嬌とも言えないレベル。 おっかなびっくりしたいという目的なら、まあ楽しめるだろう作品。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-08-22 15:06:45) |
14.ほんっっっとにどーでもいい隣人に時間を割きすぎです。この監督は何がしたかったのか、よく分からないまま映画が終わりました。 【真尋】さん [地上波(吹替)] 3点(2009-12-29 15:35:46) |
【Yoshi】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-03-23 11:40:21) |
12.ヒッチ・コック・タッチも前面的に使って途中まではスリル満点なのにどうしてそうなっちゃうのよ!という感じのラストでした。ゼメキスらしくないなぁー。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-11-07 22:55:52) |
11.《ネタバレ》 序盤から四十分近く時間を割いている「隣人への疑惑」が、結局、本筋とは全く関係無しというのが最も致命的。おまけに一番身近で怪しい人間が犯人という、そのまんまのオチ。サスペンスとしてあまりにもありがち。 驚かせ方も静かなところで急に大きな音を立てるというビックリ箱パターンの繰り返し。全体的にテンポも悪い。あと三十分は短縮可能な内容。 隣人との関係や犯人との共謀、過去の事件との兼ね合い、彼女の妄想など、もっとサスペンスミステリーとして面白く出来たはず。何でもかんでもドンデン返しをすればいいってものじゃないけど、もう少し展開や人間関係には意外性が欲しかった。 話題性のために仕方ないとは言え、超メジャーなハリソン・フォードを起用するというのも、この手のジャンルにとってはマイナス。脚本で勝負せず、監督の「役者頼み」のような志の低さが、この作品を凡作にしている最大の要因。 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2004-07-24 06:41:45) |
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10.怖がらせるということとびっくりさせるということを勘違いした映画の典型。静かな状態から急に大きな音を立てるという同じことの繰り返しなので、だんだん慣れる。ストーリーはまぁまぁ。ところで、犬がやけに都合良く出て来たり消えたりするけど、どうなっとんじゃい 【ぷりんぐるしゅ】さん 3点(2004-04-10 09:56:03) |
9.《ネタバレ》 結局、お隣さんはなんにも関係なかったんやね…。 あんだけ引っ張ってそりゃねーやろ! 【ふくちゃん】さん 3点(2004-03-02 18:01:06) |
8.ホラーとサスペンス。どっちつかずのコウモリ(獣か鳥か)のような映画。 |
【KINKIN】さん 3点(2003-07-10 21:40:56) |
6.ミステリーと見ていたのではっきり言ってがっかりです。ホラーななホラーとはっきりしてほしかった。どちらも中途半端の駄作。 【ミッド】さん 3点(2003-06-15 01:16:55) |
5.ときどきビクッとなるシーンもあったけど、そんな事よりハリソンフォードの生命力凄すぎ!そろそろ死んどけよ、、、とツッコミを入れながら観てしまった。 【ISOVEL】さん 3点(2003-05-26 01:53:58) |
【ヌリ】さん 3点(2003-02-19 13:44:35) |
3.洗面台に頭ぶつけて瀕死になるのが笑けた。別に怖くもないし 【clelia】さん 3点(2001-12-09 17:32:25) |
2.ホラーとサスペンスの両方を頂こうとして、両方とも中途半端になってしまった感じ。ゼメキス監督にしては、珍しく失敗かな? 【ヒット】さん 3点(2001-10-25 13:24:15) |
1.ハリソンフォードは結構好きな役者だけど、この役だけはなっとく行かない。これって本当にホラーなの。全然怖くないし、ストーリーも何か釈然としないのは私だけじゃないはず。 【歌姫】さん 3点(2001-04-28 23:47:43) |