1.タイトルに惹かれて観ました。
ひたすら階段を走るという行為に青春を賭けた生徒達の集う、非公認の部活動「階段部」を描く青春学園ムービー。設定からしてこれは面白そうだと期待したんですが、残念ながら青春映画というよりもアイドルのプロモーション映画と言った方が正しいです。
黒川芽衣が唐突に歌い出したり、部員達がラップで自己紹介したり。
原作未読ですが、脚本さえも役者を魅せるための道具のように感じました。
さらに、その役者陣の演技も上手いとは言い難く、統一感もありません。
なので観てて楽しいシーンもあるのですが、点数的にはこのくらいが限界かなという気がします。おそらく低予算だろうと思うので仕方が無いのかもしれませんが、作りようによっては傑作になってもよさそうな題材なので、勿体無いなと思いました。